3連休最終日。
今日はお菓子作り教室の日です。

きゅきゅが大好きな洋菓子店のオーナーシェフが自ら教えてくださるという、非常に贅沢な教室です♪
きゅきゅ家からは遠いので、催事でたまに入るデパート(いつもは入ってないのです)で買ったり、ネットで注文したりしています。
でも、今回は電車にゆられえっちらおっちら2時間以上かけて行ってきました!
すごく暑い日だったので、着くまでにグロッキー状態のきゅきゅ。



今日の教室は、デコレーションケーキです。

緊張しながらお店に到着すると、今日の教材費を支払います。
そして、専用の教室へ。


今日は6人でした。
有閑マダム3名、男性2名にきゅきゅ。
きゅきゅが1番の下っ端です。

男性の1名は、自分でお店をいつか出したいと何度かこの教室に出席しているそうです。
有閑マダムたちも経験者。
お孫さんがいるというおじいさまと、きゅきゅだけが初体験です。




エプロンと三角巾を身につけて、お菓子教室のはじまりはじまり〜。



レシピを渡されます。
このレシピはお店で出しているケーキと同じものです。

ケーキのスポンジ作りには見慣れない文字を発見!




ミネラルウォーター





ケーキにミネラルウォーター入れちゃうの?!
ビックリです。
それに、それに、小麦粉の量がすごく少ないんです。



シェフ曰く

日本で、ミネラルウォーターを使ってスポンジをつくるのはウチくらいでしょう、とのこと。




タマゴと砂糖を混ぜて、とにかく混ぜるべし!混ぜるべし!混ぜるべしッ!
バターとミネラルウォーターも加えて、混ぜるべし!

自分の手を使って、とにかく混ぜ続けます。
20〜30分くらいは混ぜ続けるので、きゅきゅの右手は力が入らなくなりました…。
筋肉痛です。


途中、混ぜても混ぜても生地が硬くならず力尽きようとしているきゅきゅを見かねたのか
助手の方が手伝ってくれて、2分ほど休憩♪
ある程度の硬さになると、小麦粉を加えます。
ちゃーんと生地ができているので、小麦粉を加えてもまったく沈まない!
成功です♪


小麦粉も混ぜ終わり、生地を型の中に流します。
5号と6号の型に1つずつ。



20分ほどで焼きあがったスポンジは、今までにないくらいふんわりとキレイに焼きあがりました♪
過去最高の出来です。
やはり、プロのレシピはちがうんだなぁ…。


しかも、きゅきゅのスポンジが一番ふんわりをしてました。
皆さんに、「1番いいね!」と誉められて、すっかりご機嫌のきゅきゅです。
お菓子作りってやっぱり楽しいな。






6号のスポンジは、スポンジのまま持って帰ります。
どのくらいフワフワなのかを目で見るために。
スポンジだけでもすごくおいしかった♪
(1日経っても、シェフが言うとおりやわらかくておいしいんです。スバラシー!)


5号のスポンジを2等分か、3等分にし、デコレーションをはじめます。

生クリームぬりぬり…
フルーツも自分が好きなように、飾っていきます。



デコレーションってセンスが問われます…。
きゅきゅは色のセンスがイマイチだと自覚しているので、周りの皆さんのセンスの良さに圧倒。
スポンジは1番だったけれど、デコレーションは………(汗)。

どうしたら、センスがよくなるのかなぁ。





そういえば、この日のお菓子作り教室には、新聞社の取材が入っていました。
新聞社の方が途中いらして、写真を撮ったり、取材されました。

でも、きゅきゅの本音としては掲載されないでほしいな…。


1ヶ月に2〜3回しかない、教室です。
しかも少人数制なので、最大でも8人マデ。

ますます倍率が高くなっちゃう〜。


これからも参加したいと思っているきゅきゅなので、そう思っちゃうんです。
ブラックきゅきゅです…





きゅきゅは2段のケーキを作成し、外側のデコレーションも終了。
と、あるマダムが「先生、チョコペンいただけますか?」 と言い出しました。

果物だけでなく、チョコレートも網目のように上からかけ始めたマダム。


ピーンときました!



これはだりおへの誕生日ケーキも兼ねているので、きゅきゅもチョコペンでだりおへメッセージを書いちゃおう!と。


「わたしもチョコペンいいですか?誕生日のメッセージを書きたいんです。」 と言うと

マダム達が「あら、いいわね。誰のお誕生日なの?」 と聞いてきます。



彼なんです♪」 と答えると


ステキー!ステキね!」 と、マダムたち大興奮(笑)。



助手の方がキレイにメッセージを書くコツを教えてくれるのですが、やはり難しいです。
ホワイトチョコのプレートもいただき、一生懸命メッセージを書きましたが



おたんじょうび おめでとう


ヨレヨレの字で書くのが精一杯でした(苦笑)。
このプレートを見ただけで、このケーキは手作りだとすぐにばれてしまうほどの拙さです。






プレートもケーキの上に飾り、これで完成。
自分でも過去最高の出来なので、携帯で写真を撮っておくことにしました。
カバンから携帯を取り出すと、着信2件とメールもたまっている様子。


アレレ?


そう思いながらメールを確認すると…



だりおのおじいさまが亡くなられていました…



たまっていたメールの最初の数通は、だりおからで


『プールで泳いだら、きゅきゅをむかえに行くからね。頑張るよー。』

『足をつってしまったので、早めに上がりました。そちらに向かっています。』


などと、能天気なメールが続きます。
けれど、その数分後には

『おじいちゃんが亡くなった!ごめん。今日は行けなくなりました。』 というメールが…。





あまりにも突然だったので、きゅきゅもその場で固まってしまいました。
そんなきゅきゅに、マダムたちは「これからすぐに届けるんでしょ?いいわね♪絶対喜んでくれるわよ。」と声をかけてくれます。

えーっと…

「彼のおじいさまが急に亡くなられたらしく、ムリになってしまいました…」 と告げると、先生もマダムたちも男性陣も皆ビックリ。



そりゃそうだよね。
今の今まで、彼と一緒にケーキを食べるんです♪ってシアワセいっぱいだったのにね。





とりあえず、ケーキは自宅に持ち帰ることにしました。

どうしよう、このケーキ…。
きゅきゅ家では甘いものを控えているので、両親は食べそうもないし。
それ以前に、だりおのためにつくったものなので、だりお以外の人に食べてもらう気がしません。
だりおが食べられないなら、捨てようかなぁ…。

せっかく腕を筋肉痛にしながらつくった力作だけど、しょうがないよね。
理由が理由だもん。



だりおは午前中だけ会社にくるそうです。
午後はお休みをいただくそうです。


このケーキ、どうなるのかな。

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