結婚パーティー/元カノとご対面?
2005年4月23日 恋愛会場から駅までの道を歩きながら、「わたし、怒ってるの。」 と言いました。
『…うん。』 と、下を向くだりお。
「彼女のお守りつけてたのってなんで?わたしだって今までに何個もお守りあげてるじゃん。」
一度口を開くと、どんどん言葉が出てきます。
わたしのお守りは付けてもくれなくて、どうして彼女のお守りだけ首からさげてるの?
しかも、一番大切な大会で。
訳わからない。
『きゅきゅのお守りはずっと付けてるよ。』
「ウソ。知らない。」
『カバンにずっと入れてあるよ。いつも持ち歩いてるんだよ。』
…ホントは知ってます。
だりおがきゅきゅの贈ったお守りをカバンの中に入れていることを。
「でも、1番大事な試合には彼女のお守りで、わたしのじゃないよ。」
『それは試合だからだよ。試合用のお守りだったから、持っていったんだよ。』
…そういうもの?
理屈ではそうかもしれないけれど、きゅきゅには納得できません。
『…ごめんね。』 とだりおは謝ります。
でも、その「ごめんね」はなにに対してなの?
きゅきゅが傷ついたから?
彼女の作ったお守りをまだ使っているから?
だけど、『もう使わないから。』 とは絶対言わないんだよね。
なぜなら、大事な仲間が作ってくれたものだから。
訊かなくたって、だりおがそう答えるのはわかってる。
マネージャーはたしかに元カノではあるけれど、大事な仲間のひとりだから。
『ゴメン…でもさ、きゅきゅは何も心配もしなくていいんだよ。』 と言うだりお。
だりお…わかってない。
「だりおと元カノがよりを戻しちゃうんじゃないか?」ってきゅきゅが心配していると思ってるの?
そういうヤキモチじゃないんだよ。
ただ、納得がいかないだけ。
わたしよりも彼女を大事にしているように思えるのがイヤなの。
『わかった!きゅきゅのお守りをユニフォームに縫いつけよう。』
良いことを思いついたかのように、だりおが嬉しそうに言い出しました。
「縫い付けるの?」
『そう。そしたら、ずっときゅきゅのお守りと一緒だよ。』 と、にこにこするだりお。
『ナイスアイディア!』とばかりに、その鼻高々なだりおの様子に思わず笑ってしまいました。
笑ってしまったら、もう怒りは抜けてしまいます(苦笑)。
「おなかのあたりとか?お尻にも?たくさん?」 そう訊くと
『そんなにたくさんは動きにくいしダメだなー。背中の背番号の上とかどう?』 とだりお。
あ、ユニフォームの外側につけていいのね。
きゅきゅはてっきり、内側に縫い付けるものかと思ってたよ。
「平気なの?」
『うん。アップリケタイプにしたら、いいじゃん。ね。』 と、笑うだりお。
ふーむ。
きゅきゅが笑って、安心してるね。
でも、ただでは許してあげないよ。
そんなに優しいきゅきゅではないの(苦笑)。
「わかった。じゃぁ、ブタのアップリケね♪」
『ぶ、ブター?!』 目を見開くだりお。
そう、ブタ。
わたし、ベイブ大好きだもん。
わたしの好きなものを付けるの。
今回の罰も含めて、だりおはちょっと恥ずかしいのをガマンしなくちゃ。
「ピンクのブタさんのアップリケだよ♪かわいいの作ろうっと。」 と、笑顔で言うと
『…しかも、ピンクですか…』 と、ガックリと肩をおとすだりお。
これにて、一件落着。
きゅきゅだって譲ってるところがあるんだから、だりおだって譲ってね。
ふふ。
ちょうど駅に着きましたが、仲直りをしてすぐに別れるのもイヤでそのままお茶をすることに。
そして、今日のHくんの結婚パーティーへの感想を言い合いました。
『今までと違うところが目に付いたよ。式の内容とか、新婦のウェディングドレスとかね。』
やはり自分が結婚を控えていると、冷静にそういう部分を見てしまうんだそうです。
きゅきゅもウェディングドレスは冷静に観察しちゃったな。
こういう髪型や髪飾りは、頭が大きく見えちゃって難しいな…とか。
生地の質感もね。
自分への参考にしよう、って思うのはだりおと一緒。
「わたし、今日何点?」 とだりおに訊いてみました。
わたし頑張ったと思うもん。
普段は人見知りが激しく、社交的でないきゅきゅなのです。
笑顔でにこやかにだりおの友人達と歓談し、元カノとも笑顔で話したよ。
まぁ、途中だりおに対してはご機嫌ナナメになったけれど。
それでも、だりお以外の人たちには絶対それがばれていなかったって胸を張って言える。
『90点。』 かなりの高得点をくれました。
「そのマイナス10点分は?」 と訊ねると
『ん〜、わからないけど、上を作っておいた方が良いかと思って。』 と笑うだりお。
そして、表情を改めると
『でもさ、ホントにきゅきゅは今日頑張ってたよ。
……オレの仲間達を受け入れてくれてありがとう。
きゅきゅでホントによかった……っていうか、きゅきゅがきゅきゅで良かったって思った。
きゅきゅを好きになって、選び選ばれて本当に良かったって改めて感じたよ。』
そう言ってくれました。
この場合の【仲間達】というのは、元カノのことです。
だりおが大事な仲間だというのなら、それは受け入れるしかないでしょう。
だりおが元カノと浮気をするとも思えないし…。
複雑な気分ではあるけれども、仕方がない。
そうして、1時間ほどお茶をしてから別れました。
なんだか目まぐるしい一日だったな…。
昼には元カノからの電話で動揺し、夜にはだりおによって動揺させられ……
はぁ〜。
疲れた。
それが素直な感想です。
Hくんの結婚パーティーのことを書こうと思っていたのに、ほとんど書けなかったな…(苦笑)。
自分にとって、インパクトが強い出来事ばかり書いてしまいました。
そうそう、ちなみにきゅきゅがつけた今日のだりおの点数は「75点」です。
『なんでそんなに低いの?!ずっときゅきゅをエスコートしてたのに?』 と、だりおは驚いていましたが
「ずっと傍にいてくれたからホントは90点だったのに、ご機嫌ナナメにさせたからマイナス15!」 と言うと、苦笑いしていました。
同じチームのエース・Nくんは彼女のヨンちゃんと来ていましたが、ずぅっとヨンちゃんを放って仲間達と飲んでいました。
まぁ、ヨンちゃんには高校時代の友人がいたので大丈夫だったようですが。
『オレが75なら、Nは10点だな!あいつ、ずぅっとヨンちゃんを放っていたし。』 と、だりおは自分がいかにすばらしいかを語りますが、ダメぇ〜。
点数はあがりませんよーだ(苦笑)。
ザンネン!
『…うん。』 と、下を向くだりお。
「彼女のお守りつけてたのってなんで?わたしだって今までに何個もお守りあげてるじゃん。」
一度口を開くと、どんどん言葉が出てきます。
わたしのお守りは付けてもくれなくて、どうして彼女のお守りだけ首からさげてるの?
しかも、一番大切な大会で。
訳わからない。
『きゅきゅのお守りはずっと付けてるよ。』
「ウソ。知らない。」
『カバンにずっと入れてあるよ。いつも持ち歩いてるんだよ。』
…ホントは知ってます。
だりおがきゅきゅの贈ったお守りをカバンの中に入れていることを。
「でも、1番大事な試合には彼女のお守りで、わたしのじゃないよ。」
『それは試合だからだよ。試合用のお守りだったから、持っていったんだよ。』
…そういうもの?
理屈ではそうかもしれないけれど、きゅきゅには納得できません。
『…ごめんね。』 とだりおは謝ります。
でも、その「ごめんね」はなにに対してなの?
きゅきゅが傷ついたから?
彼女の作ったお守りをまだ使っているから?
だけど、『もう使わないから。』 とは絶対言わないんだよね。
なぜなら、大事な仲間が作ってくれたものだから。
訊かなくたって、だりおがそう答えるのはわかってる。
マネージャーはたしかに元カノではあるけれど、大事な仲間のひとりだから。
『ゴメン…でもさ、きゅきゅは何も心配もしなくていいんだよ。』 と言うだりお。
だりお…わかってない。
「だりおと元カノがよりを戻しちゃうんじゃないか?」ってきゅきゅが心配していると思ってるの?
そういうヤキモチじゃないんだよ。
ただ、納得がいかないだけ。
わたしよりも彼女を大事にしているように思えるのがイヤなの。
『わかった!きゅきゅのお守りをユニフォームに縫いつけよう。』
良いことを思いついたかのように、だりおが嬉しそうに言い出しました。
「縫い付けるの?」
『そう。そしたら、ずっときゅきゅのお守りと一緒だよ。』 と、にこにこするだりお。
『ナイスアイディア!』とばかりに、その鼻高々なだりおの様子に思わず笑ってしまいました。
笑ってしまったら、もう怒りは抜けてしまいます(苦笑)。
「おなかのあたりとか?お尻にも?たくさん?」 そう訊くと
『そんなにたくさんは動きにくいしダメだなー。背中の背番号の上とかどう?』 とだりお。
あ、ユニフォームの外側につけていいのね。
きゅきゅはてっきり、内側に縫い付けるものかと思ってたよ。
「平気なの?」
『うん。アップリケタイプにしたら、いいじゃん。ね。』 と、笑うだりお。
ふーむ。
きゅきゅが笑って、安心してるね。
でも、ただでは許してあげないよ。
そんなに優しいきゅきゅではないの(苦笑)。
「わかった。じゃぁ、ブタのアップリケね♪」
『ぶ、ブター?!』 目を見開くだりお。
そう、ブタ。
わたし、ベイブ大好きだもん。
わたしの好きなものを付けるの。
今回の罰も含めて、だりおはちょっと恥ずかしいのをガマンしなくちゃ。
「ピンクのブタさんのアップリケだよ♪かわいいの作ろうっと。」 と、笑顔で言うと
『…しかも、ピンクですか…』 と、ガックリと肩をおとすだりお。
これにて、一件落着。
きゅきゅだって譲ってるところがあるんだから、だりおだって譲ってね。
ふふ。
ちょうど駅に着きましたが、仲直りをしてすぐに別れるのもイヤでそのままお茶をすることに。
そして、今日のHくんの結婚パーティーへの感想を言い合いました。
『今までと違うところが目に付いたよ。式の内容とか、新婦のウェディングドレスとかね。』
やはり自分が結婚を控えていると、冷静にそういう部分を見てしまうんだそうです。
きゅきゅもウェディングドレスは冷静に観察しちゃったな。
こういう髪型や髪飾りは、頭が大きく見えちゃって難しいな…とか。
生地の質感もね。
自分への参考にしよう、って思うのはだりおと一緒。
「わたし、今日何点?」 とだりおに訊いてみました。
わたし頑張ったと思うもん。
普段は人見知りが激しく、社交的でないきゅきゅなのです。
笑顔でにこやかにだりおの友人達と歓談し、元カノとも笑顔で話したよ。
まぁ、途中だりおに対してはご機嫌ナナメになったけれど。
それでも、だりお以外の人たちには絶対それがばれていなかったって胸を張って言える。
『90点。』 かなりの高得点をくれました。
「そのマイナス10点分は?」 と訊ねると
『ん〜、わからないけど、上を作っておいた方が良いかと思って。』 と笑うだりお。
そして、表情を改めると
『でもさ、ホントにきゅきゅは今日頑張ってたよ。
……オレの仲間達を受け入れてくれてありがとう。
きゅきゅでホントによかった……っていうか、きゅきゅがきゅきゅで良かったって思った。
きゅきゅを好きになって、選び選ばれて本当に良かったって改めて感じたよ。』
そう言ってくれました。
この場合の【仲間達】というのは、元カノのことです。
だりおが大事な仲間だというのなら、それは受け入れるしかないでしょう。
だりおが元カノと浮気をするとも思えないし…。
複雑な気分ではあるけれども、仕方がない。
そうして、1時間ほどお茶をしてから別れました。
なんだか目まぐるしい一日だったな…。
昼には元カノからの電話で動揺し、夜にはだりおによって動揺させられ……
はぁ〜。
疲れた。
それが素直な感想です。
Hくんの結婚パーティーのことを書こうと思っていたのに、ほとんど書けなかったな…(苦笑)。
自分にとって、インパクトが強い出来事ばかり書いてしまいました。
そうそう、ちなみにきゅきゅがつけた今日のだりおの点数は「75点」です。
『なんでそんなに低いの?!ずっときゅきゅをエスコートしてたのに?』 と、だりおは驚いていましたが
「ずっと傍にいてくれたからホントは90点だったのに、ご機嫌ナナメにさせたからマイナス15!」 と言うと、苦笑いしていました。
同じチームのエース・Nくんは彼女のヨンちゃんと来ていましたが、ずぅっとヨンちゃんを放って仲間達と飲んでいました。
まぁ、ヨンちゃんには高校時代の友人がいたので大丈夫だったようですが。
『オレが75なら、Nは10点だな!あいつ、ずぅっとヨンちゃんを放っていたし。』 と、だりおは自分がいかにすばらしいかを語りますが、ダメぇ〜。
点数はあがりませんよーだ(苦笑)。
ザンネン!
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