とうとう、だりおの元カノに会いました。
元カノがらみでちょっぴり引っかかることもありましたが…
まぁ、無事に一日が過ごせました。

詳しくは、下記にて。



長くなるので

『結婚パーティー/元カノからの電話』
『結婚パーティー/元カノとご対面』

の2つに分けます。



*************



だりおの友人・Hくんの結婚パーティーは夕方5時集合。
せっかくの正装ですし、両家の顔合わせ食事会のレストランの下見に行くことにしました。




デザートをたくさん食べたいということで一番軽いランチにしました。
メイン料理が、魚か肉かのどちらかのコースです。
ここのランチのデザートはワゴンデザートなのです♪
好きなものを好きなだけ食べられます。



通されたお部屋は、4組利用。
既に席についていた、ご両家顔合わせ中の6人グループ。
きゅきゅたちとほぼ同時に入ってきた、カップル。
あとから来たおばさまたち4人グループ。


自分たちも「ここでやろうか?」と考えているので、ついついお隣の顔合わせグループを見てしまいます。
きゅきゅたちを含む2組のカップルは煩くはなかったけれど、顔合わせ組と女性4人組は賑やか。



…やはり個室じゃないとイヤだなぁ。




「だりおはどう?このお店で予約しちゃっていいかな?」 と訊くと

『うん……でもさ、あっちのレストランの方がおいしいよね。』 と、だりお。



あっちのレストランというのは、きゅきゅがだりおにプロポーズをされたホテルのレストラン。
たしかに、あっちのレストランの方がおいしいよね。
ただ、両家から離れた場所になるし、だりおの飼っている犬の夕方の散歩があるから遠くはダメなんだなぁ。



「それはわたしも思う。遠くなっても、あっちにする?」 と言うと

『ううん。散歩があるし、ここでいいよ。』 と、ようやく意見はまとまりました。





食後、担当者の方を呼んでもらい、日程を確認していただきました。
ところが第1希望の日にちは、個室が既にうまっているとのこと。

今日のような小さな部屋で、何組か入ったら賑やかなグループもいるはず…。


個室希望で、急遽日程変更することに。
5月5日になりました。



両親のスケジュールはなんとかなりそうなのですが、互いの弟には日程変更をすぐに知らせなければなりません。
だりおは席で、家族全員に日程変更のメールを送りました。
きゅきゅは、部屋を出て廊下で弟に電話をかけます。


きゅきゅ弟は、電話に出ず留守電に残しました。
席に戻ると、だりおがだりおママからのメールに返信メールを作成していました。





その瞬間、どうやら電話がかかってきたようなのです。
ボタンを操作していたので、確認することナシにつながってしまった電話。


もしもしー!わたし、××。今日なんだけどさ……」 


機関銃のように女性の声が流れてきました。



今日っ?!


ハッとだりおの顔をみると、固まっていただりお。
とっさに反応できなかったようですが、目できゅきゅに合図をすると、立ち上がり廊下に出て行きました。




「今日」のことなんていうのは、Hくんの結婚式のことのはず。

ですから、だりおに連絡をしてきたのはマネージャーのどちらかなのでしょう。
××というのは名前を言っていたものと思いますが、聞き取れませんでした。
(両方のマネージャーさんの名前を知っているけれど、このときは早すぎて聞き取れず)

そして、あのだりおの固まり具合から推測すると……



元カノに間違いない!!!




1分くらいの事だったと思います。
『ごめんね。』 と言いながら、すぐにだりおは戻ってきました。


それまでの楽しい気持ちはふっとんだきゅきゅ。
目も合わしません。


『じゃぁ、出ようか?』 とだりおが言っても

浮気だから知りません。」 と、ツーンとそっぽを向くきゅきゅ。

『なんで浮気なんだよ〜。浮気なんて絶対してないよー。』

「浮気です。女の子からの電話だから。しかも、わたしに聞かれたくないから出てったもん。」 と、更にツーン。
電話なので部屋から出て行くのは当然なのはわかってるんですけどね。

『ちがうよ〜。あれはアレだよ……』 と、言葉が続かないだりお。




あれはアレ?!


そんな訳のわからない言葉はしりません、とばかりに返事もせず、じーっとだりおを見つめました。

『……わかるでしょ?浮気じゃないよ。…ね?』





やっぱり、元カノなんだね。
もう一人のマネージャーだったら、名前を言うもん。

「あれはアレ」なんて歯切れの悪い言葉を、普段言わない人だもん。
元カノがらみのときだけ、いつも歯切れが悪くなるよね。


「……わかるでしょ?」 というのは、きゅきゅが元カノからの電話だってわかってるって承知してるんだよね。



やっぱり元カノから電話がかかってきたりするんだなぁ…。

はぁ…。
ちょっとショック。



『きゅきゅだけだから。ホントにきゅきゅが好きなんだよ。』 とだりおは言ってくれます。

表情が暗くなったきゅきゅを一生懸命笑わそうと、だりおは頑張ってくれます。

その気持ちはすごく伝わってくるんです。
だりおがきゅきゅのことを大事にしてくれてるって感じられるんです。


でも、やっぱり小さな棘が引っかかっちゃうんだよ。
理屈じゃないんです。






きゅきゅが不安になってぐらつくと、だりおも不安になるみたい。
きゅきゅが離れていってしまうんじゃないかと、だりおもぐらつくようです。


『きゅきゅ、チュゥして?』

突然、だりおが言い出しました。
このとき、だりおも不安だったのでしょう。


軽くほっぺにチュゥしてから

「だりおの浮気でご機嫌ナナメなので、ホッペだけ。」 と笑うと

『なんで〜!絶対に浮気なんかじゃないよ。』 と、だりおも苦笑い。


ようやくきゅきゅが笑ったので、ホッとしたみたい。



「じゃぁ、だりおもチュゥして?」 と言うと、ホッペにチュッとしてくれました。


「だりおもホッペだけだ〜!愛情が下がったんだー!」 と、ふざけて言うと

『ちがうー!きゅきゅがホッペを“ん”って出すから、ホッペにしたんだよ。』 と慌てるだりお。





仲直りと【大好き】を込めて、チュッ



その後は、手をつないでのんびり散歩を楽しみつつ会場へ向かいました。





元カノに会うことで多少の心のぐらつきがあるかもと予想はしていたけれど、まさか会う前の段階からここまで心を乱されるとは…(苦笑)。


昨日たてた【今日の自分への約束】を思い出して、ガンバレ!







※ 『Hくんの結婚パーティー/元カノとご対面』 につづく。



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あきさん
リンクありがとうございます。
日記楽しみに読ませていただきます♪


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