C式場を一通り案内していただきました。
予想していた以上にステキで、またもはしゃいでいたらしいです。

だりおときゅきゅの中では、A式場にほとんど決定していたんです。
なのに、ここにきて揺らいでしまうなんて…



A式場とC式場を比較してみました。

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■チャペル
A式場の方が、好き


■披露宴会場(ゲストハウス)
雰囲気は違うけれど、どちらもステキ。
C式場の方が、天井が高い。
フィッティングルームなどは、C式場の方が充実。
部屋の調度品は、A式場の方が温かみがある。


■料理
A式場は、だりおがお呼ばれで行った事があるので食べたことあり。
おいしかったらしい。
C式場は、料理にかなり力をいれていることはわかったので、おいしいと思う。
なので、比較不能。


■庭
A式場の方がいい


■プランナーさん
C式場は、今説明してくれているSさんがそのまま担当する。
Sさんとは、楽しく一緒に披露宴を作っていけるだろうと思う。

A式場は、披露宴の4ヶ月前にプランナーが決まるまで不明。
どんな人になるかも、その時の運…。



■バリアフリー
A式場の方が考えられている。
親戚に年配者が多いので、見逃せないポイント。


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ホントに、一長一短…。
悩んでしまう〜。

ただ、C式場に非常に気になる点あり。

それは…



チャライ



芸能人やスポーツ界の有名人も多く式を挙げている式場なんです。
だから、それをすごく前面にだしているんですね。

サロン入り口には、同系列の式場で式を挙げた有名人の写真が所狭しと並んでいました。
芸能界とのコラボレーションとやらで、「芸能人からお祝いのメッセージが届く!」などという宣伝もしています。


そういうのが好きな人たちも多いんでしょう。
わかります。


でも…


わたしたち……暗いんですっ!


根暗カップルなので、そういうの、ぜんぜん嬉しくないんです。


会ったこともない芸能人に「結婚おめでとう!」なんて言われても嬉しくないんです。
友人たちに心から「おめでとう!」と言われた方が嬉しいんです。





そんなチャラさと、日程的に来年の4月はもう難しいとのことで、「ここはムリだね。」と帰ろうとしていたそのときっ!
4月8日にキャンセルが出るかもしれないとの情報が入ってきました。
なんでも、予定を入れていたカップルが仕事の都合で日にちをずらしたいと考えているということらしいんです。

Sさんは、「あと10分お待ちください。そうしたら、結果がわかりますので。」 と、かなり緊張しているみたい。

他愛もないおしゃべりをしていると、「やりましたっ!4月8日空きました〜!」 と、大興奮のSさん。

「こんなキャンセルなんて、1ヶ月に1〜2回しかでないんです。しかも、希望しているお客様がいらっしゃるときに空くなんてめったにないんです〜。すごい〜♪わたし、満塁ホームランを打った気分です!(原文ママ)」 と、大喜びのSさん。



だりおときゅきゅといえば…固まってしまいました。

だって、もうここは日程的にムリだと思っていたので途中で考えることをやめてしまったんです。
まさか、こんなことが起ころうとは…。



そこからが大忙し。
頭を急いで働かせ、考えはじめます。

大人気の式場なので、Sさんはきゅきゅたちが喜んでくれると思い、頑張ってくれたのでしょう。
それに関しては、ホントにありがたいことです。
でも、すぐには決められない…。


悩んでいるふたりにSさんは、「なにか気になる点がありましたら、なんでもおっしゃってください。わたしができることでしたら、なでもいたしますから。」 と言ってくれます。



A式場にするか…
C式場にするか…



ふたりで考えても答えは出ません。
Sさんにすべてを話すことにしました。




だりおと顔を見合わせ、おもむろにきゅきゅが切り出します。

「あの……ぶっちゃけて言います。」

『もう1つ気になっている式場があるんです。』

「はい。」 と、頷くSさん。


『失礼ですが、Sさんのキャリアは何年ですか?』

「転職してきてから、3年になります。」



『ハード的にはどちらも甲乙がつけがたいんです。ですから、ソフトの面で判断させていただくことになると思います。ぶっちゃけて言いますと、ぼく達にはまだ披露宴のプランというのがまったくないんです。』

「…プランがまったくないなんて、そこまでぶっちゃけられたのは初めてです。」 と、笑うSさん。

『ですから、いろんなアイディアを出してくれるプランナーさんで決めたいと思うんです。』



「…あの、私でご不満でしたらもっと経験のあるプランナーに代えることもできます。」 と、うろたえるSさん。

「ちがうんです。Sさんに不満なんてないんです。」 と、慌てるきゅきゅ。

『さっきキャリアをうかがったのは、Sさんに不満があるからじゃないです。そういう何もプランのないぼく達を助けてもらえるかどうか確認したかったからなんです。』



「これから1年、披露宴まで一緒に作り上げていくわけじゃないですか。ですから、一緒に頑張っていってくれる方、気持ちよく楽しくやれる方がいいんですね。Sさんと楽しく作り上げていけると思ってるんです。」 と、きゅきゅ。

『ホントは、今日は結構引き気味で見てたんですよ。ここの芸能人色をだしすぎているところなんかは、自分たちと合わないって来る前から思ってたんです。でも、Sさんが説明してくれて、かなりぐらついてるんです。これはSさんとだったら、いい披露宴ができるんじゃないかって思ってるからなんです。』



「わたし、映像の革命児って言われてます。映像関係だったら絶対におふたりのお力になれると思います。」 と、力強くSさんは語ってくれました。





「あの…わたし、さきほどキャリアは3年だと言ったんですが……実は、半年は本社勤務だったので、2年半なんです…。でも、おふたりのためにがんばります。」 と、Sさんは本当のことを話してくれました。


普通だったら教えてくれない内容だろうな。
きゅきゅとだりおが本音でぶつかって、それに対し、Sさんも本音でぶつかってきてくれたんだと思います。
最後の方、感極まったのか、Sさん半分泣きながら語ってくれましたから…。




結局、23時近くになってしまいました。
それでも、結論はすぐにはだせないということで、明日答えを出すことにしました。

急いで帰宅し、就寝準備。
そこから、まただりおと電話で話し合いました。

それでも答えが出せず、明日、A式場に本契約で予約金を支払いに行く前に早めに会い、話し合うことにしました。
考えすぎて、頭が飽和状態。



A式場にするか、C式場にするか…。
どうしよう…。

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