彼の家へ結婚の挨拶にいってきました♪【後編】
2005年2月12日 恋愛「だりおパパが帰ってくる前に、スーツに着替えようかな。」 と言ったのですが
『いいよ〜。食後のケーキを食べる時にでも着替えればいいじゃん。』 と、だりおは言います。
そんなわけで、上下だりおの洋服を着たまま、だりおパパをお迎えしました。
次郎くんは遅くなるというので、4人で夕食をいただきます。
昨日のきゅきゅ家でのだりおの様子などを話して、笑い合いました。
そして、食事も終わり和室へ移動です。
コタツに入って、テレビを見ます。
緊張はしてないんですが、どう切り出していいのかやはり悩みます!
だりおママがケーキとプリンを出してくれ、お茶を飲みつついただきました。
「今かっ?!」 と思いましたが、スーツに着替えてないし…。
次郎くんがまだ帰ってきてないし…。
うーん…
うーん…
悩んでいるうちに食べ終わり、だりおママはまたお皿を洗いにキッチンへ。
どうしよ…。
いつ切り出したらいいの〜?!
だりおパパも居眠りを始めてしまいました(汗)。
どうしよう…と思いつつ、テレビを見続けていると、ようやく次郎くん帰宅。
だりおパパも起床。
次郎くんは夕食をとりに、キッチンへ。
だりおママもその準備でキッチンへ。
ここで言わなければ、だりおパパはまた寝ちゃいます。
もう9時を過ぎています。
ここで言うしかないっ!
「あの、こんな格好なのですが、ご挨拶をさせていただきたいと…」 と、きゅきゅが言うと
「じゃぁ、○○○(←だりおママの名前)も呼ばなくちゃな!おーい!きゅきゅちゃんが挨拶するって!」
だりおパパがママを呼びました。
「あらっ♪じゃぁ、行かなくっちゃ!」 と、嬉しそうにだりおママが走ってきます。
さすがに背筋が伸びます。
「あの…改めまして……」 そう切り出しました。
「ハイ。改めましてね♪」 にこにこのだりおママが合いの手を入れます。
さすがにちょっと緊張…。
何て言おう…
そう言えば、ちゃんと考えてなかったー!
そんなおバカなきゅきゅの口から勝手に出た言葉は…
「…結婚させていただくことになりました。ふつつか者ですがよろしくお願いいたします!」
後から考えると、「結婚させていただくことになりました」って勝手にもう許された気でいるし…(汗)。
こんなんでいいのでしょうか?!
「ふたりで力を合わせて、家庭を作っていってください。おめでとう。」
あんなに寂しがってごねるであろうと予想されていただりおパパが、あっさり承諾してくれました。
これにはだりおもきゅきゅもビックリ。
「ホントにうれしい!きゅきゅちゃん、おめでとう!」 だりおママも笑顔で祝福してくれます。
終わったぁ…
と、そこへキッチンから次郎くんが叫びました。
「なんでっ?!なんでオレだけ呼ばれずに挨拶がすんでんだよー!」
そういえば、そうでした(苦笑)。
すると、「だってお前、そんな夢中でごはん食べてたら呼べないだろ。」 とだりおパパが言います。
「夢中でごはんを食べてなんていないし、挨拶のほうが重要だよ!」 と、こちらにやってきました。
「ふつつか者の義弟ですが、よろしくお願いします。」 と、次郎くんペコリ。
「こちらこそ、よろしくお願いいたします。」 と、きゅきゅもペコリ。
「しかしね、だりお。」 だりおパパが話し出しました。
「これからは大黒柱になるんだという意識をもって、絶対にきゅきゅちゃんを泣かしたり悲しませたりするようなことをしてはいけないよ。」
『ハイ。わかっています。』
だりおも背筋が伸びます。
だりおパパは色々お話してくれましたが、1番覚えているのがこの言葉なんです。
だりおがそれに対し、『ハイ。』 と答えたこと。
やっぱり、ジーンときてしまいました。
隣に座って、ちょっぴり涙がウルウルしていたと思います。
ウルウルしていると、次郎くんが問いかけました。
「結婚かぁ…結婚したいって思った瞬間っていつなの?」 と。
うーん…
いつだろ。
基本的に、きゅきゅは恋愛と結婚はイコールだったから…。
それはだりおも一緒。
きゅきゅは、だりおとおつきあいを始めるときから、【結婚】という先が見えていたと思います。
だりおはどうなのかな。
『いつかなぁ…』 だりおがそう言うと
「最初の指輪を贈った、一昨年のクリスマスじゃないの?」 と、次郎くん。
『それはちがう。』
えっ?
もっと最近のことなの?
きゅきゅだけだったの?
だりおが答えた瞬間、ものすごい勢いで上記のようなことが頭の中を駆け巡りました。
ショックで、涙が出そうになったほどです。
すると、だりおが続けました。
『ぜんぜんもっと前だよ。』
…よかった。
すると、だりおパパが言いました。
「だりおはちがうよ。だりおはつき合い始めた時から考えていたはずだよ。」
その言葉にだりおママも同意します。
あとで、だりおは『オヤジ、オレのことわかってるな…ビックリしたよ。』 と言っていました。
さすが、親子です。
次郎くんの質問は更に続きます。
「きゅきゅさんは、だりおくんでいいの?」
まさかそんな質問がくるとは!
「いや、だりおくんはわたしにはもったいないくらいだから。」
「じゃぁ、きゅきゅさんがだりおくんを選んだ理由は?」 どんどん続きます。
「…優しいから。昨日、うちの親にも言われたんだけど“優しい”ってそれだけで、十分だって。」
「そうよね。だりおはホントに優しい子よ。“優しい”ってそれだけでもホントに大切よね。」 と、だりおママ。
「はい。それと、価値観が一緒だからだと思います。物事の善悪の捉え方とか…お互い価値観が似てると思います。」
「価値観かぁ…オレと花子は価値観がまったくちがう…」 と、考え込む次郎くん。
次郎くんもお年頃。
結婚について色々参考にしたいのでしょう。
そして笑ってしまったのが
「さっきから『だりおは優しい』とか『だりおはちがう』ってなんだよ!誰とどう違うって言うんだよー!」 と、次郎くんが拗ねてしまったこと。
ふふ。
だって、だりおはすごくわたしに優しいもん。
次郎くん、花子ちゃんにオラオラだからなぁ…(苦笑)。
そこからは式場や、新居、ウェディングドレスや着物の話になりました。
結局、だりお家を出たのが23時過ぎでした。
最後にスーツに着替え、皆にお披露目会。
「かっこいいね!」 と、褒められきゅきゅも満足です♪
こうして、きゅきゅのだりお家での結婚のご挨拶は終わりました。
やはり後から考えても、言い方を間違ったような気がしてなりません…。
まったく参考になりませんね(苦笑)。
でもまぁ、とりあえず両家への挨拶は完了。
ようやく2歩目を踏み出しました。
さぁ、次は3歩目。
式場見学会です。
これは楽しみだー♪
だりおもきゅきゅも二日間、おつかれさまでした。
花マルッ★
『いいよ〜。食後のケーキを食べる時にでも着替えればいいじゃん。』 と、だりおは言います。
そんなわけで、上下だりおの洋服を着たまま、だりおパパをお迎えしました。
次郎くんは遅くなるというので、4人で夕食をいただきます。
昨日のきゅきゅ家でのだりおの様子などを話して、笑い合いました。
そして、食事も終わり和室へ移動です。
コタツに入って、テレビを見ます。
緊張はしてないんですが、どう切り出していいのかやはり悩みます!
だりおママがケーキとプリンを出してくれ、お茶を飲みつついただきました。
「今かっ?!」 と思いましたが、スーツに着替えてないし…。
次郎くんがまだ帰ってきてないし…。
うーん…
うーん…
悩んでいるうちに食べ終わり、だりおママはまたお皿を洗いにキッチンへ。
どうしよ…。
いつ切り出したらいいの〜?!
だりおパパも居眠りを始めてしまいました(汗)。
どうしよう…と思いつつ、テレビを見続けていると、ようやく次郎くん帰宅。
だりおパパも起床。
次郎くんは夕食をとりに、キッチンへ。
だりおママもその準備でキッチンへ。
ここで言わなければ、だりおパパはまた寝ちゃいます。
もう9時を過ぎています。
ここで言うしかないっ!
「あの、こんな格好なのですが、ご挨拶をさせていただきたいと…」 と、きゅきゅが言うと
「じゃぁ、○○○(←だりおママの名前)も呼ばなくちゃな!おーい!きゅきゅちゃんが挨拶するって!」
だりおパパがママを呼びました。
「あらっ♪じゃぁ、行かなくっちゃ!」 と、嬉しそうにだりおママが走ってきます。
さすがに背筋が伸びます。
「あの…改めまして……」 そう切り出しました。
「ハイ。改めましてね♪」 にこにこのだりおママが合いの手を入れます。
さすがにちょっと緊張…。
何て言おう…
そう言えば、ちゃんと考えてなかったー!
そんなおバカなきゅきゅの口から勝手に出た言葉は…
「…結婚させていただくことになりました。ふつつか者ですがよろしくお願いいたします!」
後から考えると、「結婚させていただくことになりました」って勝手にもう許された気でいるし…(汗)。
こんなんでいいのでしょうか?!
「ふたりで力を合わせて、家庭を作っていってください。おめでとう。」
あんなに寂しがってごねるであろうと予想されていただりおパパが、あっさり承諾してくれました。
これにはだりおもきゅきゅもビックリ。
「ホントにうれしい!きゅきゅちゃん、おめでとう!」 だりおママも笑顔で祝福してくれます。
終わったぁ…
と、そこへキッチンから次郎くんが叫びました。
「なんでっ?!なんでオレだけ呼ばれずに挨拶がすんでんだよー!」
そういえば、そうでした(苦笑)。
すると、「だってお前、そんな夢中でごはん食べてたら呼べないだろ。」 とだりおパパが言います。
「夢中でごはんを食べてなんていないし、挨拶のほうが重要だよ!」 と、こちらにやってきました。
「ふつつか者の義弟ですが、よろしくお願いします。」 と、次郎くんペコリ。
「こちらこそ、よろしくお願いいたします。」 と、きゅきゅもペコリ。
「しかしね、だりお。」 だりおパパが話し出しました。
「これからは大黒柱になるんだという意識をもって、絶対にきゅきゅちゃんを泣かしたり悲しませたりするようなことをしてはいけないよ。」
『ハイ。わかっています。』
だりおも背筋が伸びます。
だりおパパは色々お話してくれましたが、1番覚えているのがこの言葉なんです。
だりおがそれに対し、『ハイ。』 と答えたこと。
やっぱり、ジーンときてしまいました。
隣に座って、ちょっぴり涙がウルウルしていたと思います。
ウルウルしていると、次郎くんが問いかけました。
「結婚かぁ…結婚したいって思った瞬間っていつなの?」 と。
うーん…
いつだろ。
基本的に、きゅきゅは恋愛と結婚はイコールだったから…。
それはだりおも一緒。
きゅきゅは、だりおとおつきあいを始めるときから、【結婚】という先が見えていたと思います。
だりおはどうなのかな。
『いつかなぁ…』 だりおがそう言うと
「最初の指輪を贈った、一昨年のクリスマスじゃないの?」 と、次郎くん。
『それはちがう。』
えっ?
もっと最近のことなの?
きゅきゅだけだったの?
だりおが答えた瞬間、ものすごい勢いで上記のようなことが頭の中を駆け巡りました。
ショックで、涙が出そうになったほどです。
すると、だりおが続けました。
『ぜんぜんもっと前だよ。』
…よかった。
すると、だりおパパが言いました。
「だりおはちがうよ。だりおはつき合い始めた時から考えていたはずだよ。」
その言葉にだりおママも同意します。
あとで、だりおは『オヤジ、オレのことわかってるな…ビックリしたよ。』 と言っていました。
さすが、親子です。
次郎くんの質問は更に続きます。
「きゅきゅさんは、だりおくんでいいの?」
まさかそんな質問がくるとは!
「いや、だりおくんはわたしにはもったいないくらいだから。」
「じゃぁ、きゅきゅさんがだりおくんを選んだ理由は?」 どんどん続きます。
「…優しいから。昨日、うちの親にも言われたんだけど“優しい”ってそれだけで、十分だって。」
「そうよね。だりおはホントに優しい子よ。“優しい”ってそれだけでもホントに大切よね。」 と、だりおママ。
「はい。それと、価値観が一緒だからだと思います。物事の善悪の捉え方とか…お互い価値観が似てると思います。」
「価値観かぁ…オレと花子は価値観がまったくちがう…」 と、考え込む次郎くん。
次郎くんもお年頃。
結婚について色々参考にしたいのでしょう。
そして笑ってしまったのが
「さっきから『だりおは優しい』とか『だりおはちがう』ってなんだよ!誰とどう違うって言うんだよー!」 と、次郎くんが拗ねてしまったこと。
ふふ。
だって、だりおはすごくわたしに優しいもん。
次郎くん、花子ちゃんにオラオラだからなぁ…(苦笑)。
そこからは式場や、新居、ウェディングドレスや着物の話になりました。
結局、だりお家を出たのが23時過ぎでした。
最後にスーツに着替え、皆にお披露目会。
「かっこいいね!」 と、褒められきゅきゅも満足です♪
こうして、きゅきゅのだりお家での結婚のご挨拶は終わりました。
やはり後から考えても、言い方を間違ったような気がしてなりません…。
まったく参考になりませんね(苦笑)。
でもまぁ、とりあえず両家への挨拶は完了。
ようやく2歩目を踏み出しました。
さぁ、次は3歩目。
式場見学会です。
これは楽しみだー♪
だりおもきゅきゅも二日間、おつかれさまでした。
花マルッ★
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