彼が結婚の挨拶にやってきた♪【後編】
2005年2月11日 恋愛18時過ぎ、きゅきゅ家へだりおときゅきゅが到着しました。
きゅきゅ父はまだ帰宅していません。
きゅきゅ母がだりおのために、料理の腕をふるっています。
いつもならコタツに入って、ぬくぬくとするのですが、
『スーツがシワシワになっちゃうから、コタツには入らない!』 と、だりおが言うのでキッチンのテーブルに座って、きゅきゅ母と三人でおしゃべりしていました。
すると、30分ほどできゅきゅ父帰宅。
途端にビッと背筋が伸びる、だりお(笑)。
『おかえりなさい!』 と、だりおが言うと
「あぁ、いらっしゃい。」 と、きゅきゅ父。
そのまま部屋に着替えに行ってしまいました。
『お父さん、オレがスーツ姿だって気づいてない〜…』 と、悲しそうに言うだりお。
コートを脱いで、新聞を取りに来たきゅきゅ父に
「お父さん、だりおくん、気合入れてスーツなのよ。」 と、声をかけるきゅきゅ母。
「おぉ。いいね。」 それだけ言って、出て行きました。
うーむ。
きゅきゅ父、かなり緊張してるかな。
そのまま父は、トイレ→お風呂へ。
『え?お父さん、お風呂入っちゃったの?!……言うタイミングを逃した…。』
と、肩を落とすだりお。
だりおはスーツなのに、お風呂上りじゃきゅきゅ父はパジャマだなぁ。
気合入ってなさすぎ(苦笑)。
「スーツ姿は見てもらったし、もう部屋着に着替えちゃえば?」 と、勧めてみましたが
『ダメ!絶対、スーツで言うんだ!』 と、頑張るだりお。
まぁ…だりおは着替えを持ってきていないので、きゅきゅのフリースパジャマを貸してあげることになる訳なのですが、…ピンクなんだなぁ(笑)。
いくら、きゅきゅ父に合わせてラフな格好にするにせよ、ピンクのフリース上下はイヤなのかもね。
きゅきゅが逆の立場でもイヤだし。
うむ。
きゅきゅ父もお風呂から上がり、さっそくだりお持参のワインで皆で乾杯♪
両親共に「おいし〜い。」 と、にっこり。
きゅきゅにはちょっと辛いけど、グラスに1杯いただきました。
その後は、だりおときゅきゅ父ふたりでひたすら飲んでいました。
隣できゅきゅは、のんびりディナー。
1杯だけですっかり酔って、顔真っ赤だったみたいです。
食事の最中、だりおがきりだすかなーと思っていましたが、ナシ。
夕食後、きゅきゅ父はコタツに入ってしまいました。
コタツに入っちゃうと、スーツシワシワになっちゃう…
「だりお、お父さんコタツに入っちゃったし、スーツ脱ぎなよ。パジャマだすから〜。」 と、言いましたが
『シワシワになってもいい!スーツでなきゃダメなんだ。』 と、顔が赤いだりおもコタツへ。
それに付き添い、きゅきゅもコタツへ。
『……』 沈黙のだりお。
すると、沈黙を嫌うかのように話し出すきゅきゅ父。
仕事のこと、昔の思い出話など、普段そんなに話さないきゅきゅ父が話し続けます。
話が終わると、一瞬間が空きます。
その度にチラっとだりおを見るのですが、切り出せないだりお。
すると、また父が話し出してしまうのです。
その繰り返し。
どのくらい経ったでしょうか…。
1時間半くらい経ったかもしれません。
テレビでは紅白の再放送が流され、平井堅が「瞳をとじて」を歌っています。
とうとうだりおが切り出しました。
『あの…結婚の挨拶を…』
「…やっときたか!」 と、きゅきゅ父。
そして、まだキッチンにいた母を呼びました。
正座をして、だりおが切り出します。
『きゅきゅさんと、結婚させてください!』
…ジーンときました。
プロポーズのときとはちがう感動です。
それに対し、
「…わかりました。反対する理由はありません。」 などなど、父は語りだしました。
でも、「賛成する。」とは言えないのね(苦笑)。
あとあと、だりおも言っていましたが『お父さん、やっぱり辛いんだって思ったよ。』って。
きゅきゅが3歳の頃の七五三で、着物を着て初めてお化粧をした日。
その姿を見て、「あぁ…この子もいつか嫁にいってしまうんだ…。」 と、父は覚悟を決めたそうです。
ずぅっとそのときから、その思いを持ち続けていたと…。
この子が幸せになるのならば、祝福したい。…が、寂しい。
ずぅっと手元に置いておきたい。…が、いき遅れてずっと一人でいさせるのも不憫だ。
その気持ちが今でもずっと交互にやってきている、と言います。
それでも最後には、「祝福します。おめでとう。」 と言ってくれました。
そして、だりおには「新しい絆がこれでうまれたね。」と、そう語っていました。
そして、きゅきゅ母。
コタツに入ったものの、話には参加せず、テレビなんぞを見ている…(苦笑)。
「話に参加してください!おかあさんはどうなの?」 と、訊ねると
「どうもこうも反対なんてないわよ〜。」 と、あっけらかんとそう言うと
「おめでとう。」 と、だりおに言いました。
「終わったね。よかったねー。」 と、だりおに言うと
『緊張した〜!すごく緊張したよ。』 と、だりおくん。
「もう挨拶は終わったんだし、スーツ脱いだら?」 と、勧めると、『うん。』 と頷きました。
だりおときゅきゅの部屋に行くと、
『…すっごく緊張したよ。ずぅっとタイミングを見てたんだよ。お尻とか足の方からもすごい汗かいてる…』 と、だりおが話し出しました。
うん。
すっごく緊張してたね。
普段、お茶なんてそう飲まないのに、何杯もおかわりしてたもんね。
だりお、ありがとう。
おつかれさまでした。
だりおが部屋着に着替えて戻ってくると、待ちかねたように父が問いかけます。
「それで、式はいつごろにするんだ?」
『ハイ。年内にしたいと考えているんですが…。』 だりおが答えると
「それは早すぎるな!来年のあたたかくなってからだな。」 と、間髪入れずに答えるきゅきゅ父。
えぇ〜。
まぁ、気に入った式場でやりたいから1年位前から予約をいれないといけないとは思う。
でも、あたたかくなってからじゃ1年以上先だよ…。
結婚を許したものの、最後まで地道に抵抗するなぁ(苦笑)。
とにかく、式場見学を始めなければね。
その予約状況とかを見て、日程は考えましょう。
無事、両親への挨拶も完了♪
さぁ、次はきゅきゅがだりお家に挨拶に行く番です。
ガンバルゾー!
◆おまけ◆
だりおが、父に挨拶しようとした瞬間があったそうなのですが、その時テレビで歌っていたのがさぶサブちゃんだったそうです…。
『サブちゃんの時には、言えんだろう…』 と、だりおは苦笑していました。
そうね。
サブちゃんより、平井堅の方がいいかな。
「瞳をとじて」/ 平井堅
Your love forever
瞳をとじて 君を描くよ それだけでいい
たとえ季節が 僕の心を 置き去りにしても
…
きゅきゅも好きな歌です。
きゅきゅ父はまだ帰宅していません。
きゅきゅ母がだりおのために、料理の腕をふるっています。
いつもならコタツに入って、ぬくぬくとするのですが、
『スーツがシワシワになっちゃうから、コタツには入らない!』 と、だりおが言うのでキッチンのテーブルに座って、きゅきゅ母と三人でおしゃべりしていました。
すると、30分ほどできゅきゅ父帰宅。
途端にビッと背筋が伸びる、だりお(笑)。
『おかえりなさい!』 と、だりおが言うと
「あぁ、いらっしゃい。」 と、きゅきゅ父。
そのまま部屋に着替えに行ってしまいました。
『お父さん、オレがスーツ姿だって気づいてない〜…』 と、悲しそうに言うだりお。
コートを脱いで、新聞を取りに来たきゅきゅ父に
「お父さん、だりおくん、気合入れてスーツなのよ。」 と、声をかけるきゅきゅ母。
「おぉ。いいね。」 それだけ言って、出て行きました。
うーむ。
きゅきゅ父、かなり緊張してるかな。
そのまま父は、トイレ→お風呂へ。
『え?お父さん、お風呂入っちゃったの?!……言うタイミングを逃した…。』
と、肩を落とすだりお。
だりおはスーツなのに、お風呂上りじゃきゅきゅ父はパジャマだなぁ。
気合入ってなさすぎ(苦笑)。
「スーツ姿は見てもらったし、もう部屋着に着替えちゃえば?」 と、勧めてみましたが
『ダメ!絶対、スーツで言うんだ!』 と、頑張るだりお。
まぁ…だりおは着替えを持ってきていないので、きゅきゅのフリースパジャマを貸してあげることになる訳なのですが、…ピンクなんだなぁ(笑)。
いくら、きゅきゅ父に合わせてラフな格好にするにせよ、ピンクのフリース上下はイヤなのかもね。
きゅきゅが逆の立場でもイヤだし。
うむ。
きゅきゅ父もお風呂から上がり、さっそくだりお持参のワインで皆で乾杯♪
両親共に「おいし〜い。」 と、にっこり。
きゅきゅにはちょっと辛いけど、グラスに1杯いただきました。
その後は、だりおときゅきゅ父ふたりでひたすら飲んでいました。
隣できゅきゅは、のんびりディナー。
1杯だけですっかり酔って、顔真っ赤だったみたいです。
食事の最中、だりおがきりだすかなーと思っていましたが、ナシ。
夕食後、きゅきゅ父はコタツに入ってしまいました。
コタツに入っちゃうと、スーツシワシワになっちゃう…
「だりお、お父さんコタツに入っちゃったし、スーツ脱ぎなよ。パジャマだすから〜。」 と、言いましたが
『シワシワになってもいい!スーツでなきゃダメなんだ。』 と、顔が赤いだりおもコタツへ。
それに付き添い、きゅきゅもコタツへ。
『……』 沈黙のだりお。
すると、沈黙を嫌うかのように話し出すきゅきゅ父。
仕事のこと、昔の思い出話など、普段そんなに話さないきゅきゅ父が話し続けます。
話が終わると、一瞬間が空きます。
その度にチラっとだりおを見るのですが、切り出せないだりお。
すると、また父が話し出してしまうのです。
その繰り返し。
どのくらい経ったでしょうか…。
1時間半くらい経ったかもしれません。
テレビでは紅白の再放送が流され、平井堅が「瞳をとじて」を歌っています。
とうとうだりおが切り出しました。
『あの…結婚の挨拶を…』
「…やっときたか!」 と、きゅきゅ父。
そして、まだキッチンにいた母を呼びました。
正座をして、だりおが切り出します。
『きゅきゅさんと、結婚させてください!』
…ジーンときました。
プロポーズのときとはちがう感動です。
それに対し、
「…わかりました。反対する理由はありません。」 などなど、父は語りだしました。
でも、「賛成する。」とは言えないのね(苦笑)。
あとあと、だりおも言っていましたが『お父さん、やっぱり辛いんだって思ったよ。』って。
きゅきゅが3歳の頃の七五三で、着物を着て初めてお化粧をした日。
その姿を見て、「あぁ…この子もいつか嫁にいってしまうんだ…。」 と、父は覚悟を決めたそうです。
ずぅっとそのときから、その思いを持ち続けていたと…。
この子が幸せになるのならば、祝福したい。…が、寂しい。
ずぅっと手元に置いておきたい。…が、いき遅れてずっと一人でいさせるのも不憫だ。
その気持ちが今でもずっと交互にやってきている、と言います。
それでも最後には、「祝福します。おめでとう。」 と言ってくれました。
そして、だりおには「新しい絆がこれでうまれたね。」と、そう語っていました。
そして、きゅきゅ母。
コタツに入ったものの、話には参加せず、テレビなんぞを見ている…(苦笑)。
「話に参加してください!おかあさんはどうなの?」 と、訊ねると
「どうもこうも反対なんてないわよ〜。」 と、あっけらかんとそう言うと
「おめでとう。」 と、だりおに言いました。
「終わったね。よかったねー。」 と、だりおに言うと
『緊張した〜!すごく緊張したよ。』 と、だりおくん。
「もう挨拶は終わったんだし、スーツ脱いだら?」 と、勧めると、『うん。』 と頷きました。
だりおときゅきゅの部屋に行くと、
『…すっごく緊張したよ。ずぅっとタイミングを見てたんだよ。お尻とか足の方からもすごい汗かいてる…』 と、だりおが話し出しました。
うん。
すっごく緊張してたね。
普段、お茶なんてそう飲まないのに、何杯もおかわりしてたもんね。
だりお、ありがとう。
おつかれさまでした。
だりおが部屋着に着替えて戻ってくると、待ちかねたように父が問いかけます。
「それで、式はいつごろにするんだ?」
『ハイ。年内にしたいと考えているんですが…。』 だりおが答えると
「それは早すぎるな!来年のあたたかくなってからだな。」 と、間髪入れずに答えるきゅきゅ父。
えぇ〜。
まぁ、気に入った式場でやりたいから1年位前から予約をいれないといけないとは思う。
でも、あたたかくなってからじゃ1年以上先だよ…。
結婚を許したものの、最後まで地道に抵抗するなぁ(苦笑)。
とにかく、式場見学を始めなければね。
その予約状況とかを見て、日程は考えましょう。
無事、両親への挨拶も完了♪
さぁ、次はきゅきゅがだりお家に挨拶に行く番です。
ガンバルゾー!
◆おまけ◆
だりおが、父に挨拶しようとした瞬間があったそうなのですが、その時テレビで歌っていたのがさぶサブちゃんだったそうです…。
『サブちゃんの時には、言えんだろう…』 と、だりおは苦笑していました。
そうね。
サブちゃんより、平井堅の方がいいかな。
「瞳をとじて」/ 平井堅
Your love forever
瞳をとじて 君を描くよ それだけでいい
たとえ季節が 僕の心を 置き去りにしても
…
きゅきゅも好きな歌です。
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