1時間遅れのデート開始。
とりあえず、お昼を食べることに。
「寒いし、あったかくなれるのがいいよね。」 と、言うと
『じゃ、ラーメンは?』
「いいよ〜。どこの?」
『すぐそこのラーメン屋。どう?』
だりおが何度か行っているラーメン屋さんで、きゅきゅも1度だけ連れて行ってもらったことがあります。
すごくおいしいわけではないけれど、まずいということもないので承諾。
ふたりでフラフラとお店に近づきました。
すると、店内…ガラガラ。
思わず顔を見合わせ、そのまま通り過ぎてしまいました…。
『……どうする?』
「…ガラガラだったよねぇ…ちょっと入りたくない…よね…」
『…うむ。同感…。』
「…けど、どうしようか?人気店いろいろあるけど、待つのやだよね。ラーメンやめる?」
『ちょっと遠いけど…あそこはどうかな?』
「あそこ?」
『…●●●●亭』
「…あぁ…だりおが▲▲さんと行ったお店ね。」
この●●●●亭、だりおときゅきゅにとってはいわくつきといいますか、この1年の懸案事項となっているお店なのです。
なぜなら…
きゅきゅを連れて行く前に、他の女性を連れて行ったから!!!
おいしいラーメン屋があるとは聞いていました。
ただ、会社帰りにふたりで行くのには非常に不便なところにあり、休日には遊ぶ場所から離れていることもあってなかなか行けてなかったんです。
車だったら行くのも楽なんですが、電車だとかなり面倒くさい場所になります。
『いつか行こうね。』
「うん。連れて行ってね。」
と、きゅきゅさんは楽しみにしていたんです。
なのに、1年ちょっと前のある日…
だりおは抜け駆けをして、食べに行ってしまったんです。
しかも、きゅきゅ以外の女性を連れて。
その日の夜の電話でだりおから報告を受け、きゅきゅショック。
きゅきゅは楽しみにしてたのに!
しかも、なんで他の女と行ってるの?!
食事をしなければならない状況はわかった。
でも、じゃ、なんでそのお店なの?!
お店なんて他にもいっぱいあるんだから、そこでなくていいじゃない。
「…楽しみにしてたのに…もうそんなお店行かない!!!」
だりおは、きゅきゅがそんなに怒るとは思ってもいなかったみたい。
でも、そこのラーメンを食べた後、おなかを壊してしまったそうです。
ラーメン屋を出てから、つらかったらしい(苦笑)。
「それ、バチが当たったんだよ。きゅきゅにひどいことしたから。」 と言うと
『…うん。オレもそう思う…。』 と、自分の行動が軽率だったことは理解したみたい。
まったく。
どうして想像力がないのかなぁ。
自分が同じことをきゅきゅにされたら、ものすごいショックを受けるのに…。
それから、何度かだりおに
『●●●●亭に行こうか?』 と、誘われたのですが
「結構です〜。だって、だりおは他の女性を先に連れて行っちゃったんだもん。わたしは連れてってもらえないんだもん。」 と、スネスネモードのかわいくない態度だったきゅきゅ。
1年経ったし、そろそろ解禁にしてもいいかなぁ。 ← こういうことだけは絶対に忘れないきゅきゅ(苦笑)。
というわけで、わざわざ電車に乗り、ちょっと歩き、●●●●亭までやってきました。
とんこつラーメンが有名なんだそうです。
きゅきゅたちが入ったときは、3人待っていただけですが、その後続々とお客さんがやってきて、お店に入れないほど!
『味どう?きゅきゅ、おいしい?』 と、心配そうなだりお。
「おいしい♪麺も太麺だし、スープも熱々でおいしい〜!わたし、ここのラーメン好き♪」 と、にっこりのきゅきゅ。
『よかった〜。』 と、だりおもにっこり。
「のりがすごくおいしいね。」
『そうなんだよ!のりがすごくおいしいから、オレ、のりラーメンかチャーシューにするんだ。』
きゅきゅの賛同を得て、だりおもうれしそう。
1年前の事件がなかったら、もっと素直に感動できたと思うけどね。
でもまぁ、そろそろ水に流してあげましょう。
おいしかったし。
このラーメン屋さんに関してのだりおの軽率な行動は、リセット。
きゅきゅのスネスネモードもリセット。
昼食後は、ダイビングショップに行ったり、横浜に戻ったり。
と、横浜で元同期にバッタリ遭遇しました。
会った場所というのが、横浜駅前のシェラトンを出たところ。
きゅきゅとだりおが手をつないで、シェラトンを出て、バカ話をしながら歩いていると
「きゅきゅさん!」 と、呼び止められました。
へ? と思って、振り向くと、元同期のYくん。
「わぁ〜、Yくん。久しぶり!」 と、飛び跳ねたきゅきゅ。
このYくんは、だりおときゅきゅの同期です。
けれど、Yくんは約2年前に退社しました。
中学校の先生になったからです。
元々、教員になりたかったYくん。
就職して、再度、教員採用試験に挑戦し、見事夢をかなえたんです。
『Yくん、久しぶり!』 と、だりおもビックリ。
「え、何?ふたりもシェラトンに用事だったの?あ、彼女です。」 と、Yくんの彼女にもご対面。
「はじめまして〜。きゅきゅです。ちがうよ〜。あ、Yくんたちはシェラトンに用事なの?」
「うん。実は、今度ここで式を挙げるんだよ〜。その打合せ。」 と、嬉しそうに報告してくれたYくんと彼女さん。
わぁぁぁぁ♪
おめでとう!
大学時代からずぅっとつきあってきたんだもんね。
寒さも吹っ飛んだほど、ニコニコです。
だりおと、ふたりでビックリしちゃったよ。
「いや、だからさ、ふたりもシェラトンで式を挙げるのかなって思っちゃったんだよ、オレ。…っていうかさ、ふたりはそういう仲なんだよね?」 と、今更ながら質問してくるYくん。
そりゃ、そうだ。
だって、ふたりがつきあってるなんてほとんど言ってないし、会社では認めてないし。
でも、今、おもいきり手をつないでいたしね〜(苦笑)。
顔を見合わせたふたり。
そして、だりおが口を開きました。
『そうなんだよ。オレたちつきあってる。でも、会社ではナイショだから、ナイショにしてな。』
とうとう言っちゃいました。
会社関係の人に。
でも、元だけど。
ちょっとドキドキしました。
「そうかぁ〜。おめでとう!」 と、Yくんもにこにこ。
「で、シェラトンで式をあげるんじゃないの?」 と、つっこむYくん。
ちがうちがう。
きゅきゅとだりおがシェラトンから出てきたのは…
トイレを拝借したから…
あぁ、恥ずかしい…。
懐かしい人に会えたし、ずっと心に引っかかっていたラーメン屋事件も解決し、なかなかいい一日だったかな。
Yくん、ホントにおめでとう♪
************
ガチャさん
リンクありがとうございました。
日記楽しみに読ませていただきますね!
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とりあえず、お昼を食べることに。
「寒いし、あったかくなれるのがいいよね。」 と、言うと
『じゃ、ラーメンは?』
「いいよ〜。どこの?」
『すぐそこのラーメン屋。どう?』
だりおが何度か行っているラーメン屋さんで、きゅきゅも1度だけ連れて行ってもらったことがあります。
すごくおいしいわけではないけれど、まずいということもないので承諾。
ふたりでフラフラとお店に近づきました。
すると、店内…ガラガラ。
思わず顔を見合わせ、そのまま通り過ぎてしまいました…。
『……どうする?』
「…ガラガラだったよねぇ…ちょっと入りたくない…よね…」
『…うむ。同感…。』
「…けど、どうしようか?人気店いろいろあるけど、待つのやだよね。ラーメンやめる?」
『ちょっと遠いけど…あそこはどうかな?』
「あそこ?」
『…●●●●亭』
「…あぁ…だりおが▲▲さんと行ったお店ね。」
この●●●●亭、だりおときゅきゅにとってはいわくつきといいますか、この1年の懸案事項となっているお店なのです。
なぜなら…
きゅきゅを連れて行く前に、他の女性を連れて行ったから!!!
おいしいラーメン屋があるとは聞いていました。
ただ、会社帰りにふたりで行くのには非常に不便なところにあり、休日には遊ぶ場所から離れていることもあってなかなか行けてなかったんです。
車だったら行くのも楽なんですが、電車だとかなり面倒くさい場所になります。
『いつか行こうね。』
「うん。連れて行ってね。」
と、きゅきゅさんは楽しみにしていたんです。
なのに、1年ちょっと前のある日…
だりおは抜け駆けをして、食べに行ってしまったんです。
しかも、きゅきゅ以外の女性を連れて。
その日の夜の電話でだりおから報告を受け、きゅきゅショック。
きゅきゅは楽しみにしてたのに!
しかも、なんで他の女と行ってるの?!
食事をしなければならない状況はわかった。
でも、じゃ、なんでそのお店なの?!
お店なんて他にもいっぱいあるんだから、そこでなくていいじゃない。
「…楽しみにしてたのに…もうそんなお店行かない!!!」
だりおは、きゅきゅがそんなに怒るとは思ってもいなかったみたい。
でも、そこのラーメンを食べた後、おなかを壊してしまったそうです。
ラーメン屋を出てから、つらかったらしい(苦笑)。
「それ、バチが当たったんだよ。きゅきゅにひどいことしたから。」 と言うと
『…うん。オレもそう思う…。』 と、自分の行動が軽率だったことは理解したみたい。
まったく。
どうして想像力がないのかなぁ。
自分が同じことをきゅきゅにされたら、ものすごいショックを受けるのに…。
それから、何度かだりおに
『●●●●亭に行こうか?』 と、誘われたのですが
「結構です〜。だって、だりおは他の女性を先に連れて行っちゃったんだもん。わたしは連れてってもらえないんだもん。」 と、スネスネモードのかわいくない態度だったきゅきゅ。
1年経ったし、そろそろ解禁にしてもいいかなぁ。 ← こういうことだけは絶対に忘れないきゅきゅ(苦笑)。
というわけで、わざわざ電車に乗り、ちょっと歩き、●●●●亭までやってきました。
とんこつラーメンが有名なんだそうです。
きゅきゅたちが入ったときは、3人待っていただけですが、その後続々とお客さんがやってきて、お店に入れないほど!
『味どう?きゅきゅ、おいしい?』 と、心配そうなだりお。
「おいしい♪麺も太麺だし、スープも熱々でおいしい〜!わたし、ここのラーメン好き♪」 と、にっこりのきゅきゅ。
『よかった〜。』 と、だりおもにっこり。
「のりがすごくおいしいね。」
『そうなんだよ!のりがすごくおいしいから、オレ、のりラーメンかチャーシューにするんだ。』
きゅきゅの賛同を得て、だりおもうれしそう。
1年前の事件がなかったら、もっと素直に感動できたと思うけどね。
でもまぁ、そろそろ水に流してあげましょう。
おいしかったし。
このラーメン屋さんに関してのだりおの軽率な行動は、リセット。
きゅきゅのスネスネモードもリセット。
昼食後は、ダイビングショップに行ったり、横浜に戻ったり。
と、横浜で元同期にバッタリ遭遇しました。
会った場所というのが、横浜駅前のシェラトンを出たところ。
きゅきゅとだりおが手をつないで、シェラトンを出て、バカ話をしながら歩いていると
「きゅきゅさん!」 と、呼び止められました。
へ? と思って、振り向くと、元同期のYくん。
「わぁ〜、Yくん。久しぶり!」 と、飛び跳ねたきゅきゅ。
このYくんは、だりおときゅきゅの同期です。
けれど、Yくんは約2年前に退社しました。
中学校の先生になったからです。
元々、教員になりたかったYくん。
就職して、再度、教員採用試験に挑戦し、見事夢をかなえたんです。
『Yくん、久しぶり!』 と、だりおもビックリ。
「え、何?ふたりもシェラトンに用事だったの?あ、彼女です。」 と、Yくんの彼女にもご対面。
「はじめまして〜。きゅきゅです。ちがうよ〜。あ、Yくんたちはシェラトンに用事なの?」
「うん。実は、今度ここで式を挙げるんだよ〜。その打合せ。」 と、嬉しそうに報告してくれたYくんと彼女さん。
わぁぁぁぁ♪
おめでとう!
大学時代からずぅっとつきあってきたんだもんね。
寒さも吹っ飛んだほど、ニコニコです。
だりおと、ふたりでビックリしちゃったよ。
「いや、だからさ、ふたりもシェラトンで式を挙げるのかなって思っちゃったんだよ、オレ。…っていうかさ、ふたりはそういう仲なんだよね?」 と、今更ながら質問してくるYくん。
そりゃ、そうだ。
だって、ふたりがつきあってるなんてほとんど言ってないし、会社では認めてないし。
でも、今、おもいきり手をつないでいたしね〜(苦笑)。
顔を見合わせたふたり。
そして、だりおが口を開きました。
『そうなんだよ。オレたちつきあってる。でも、会社ではナイショだから、ナイショにしてな。』
とうとう言っちゃいました。
会社関係の人に。
でも、元だけど。
ちょっとドキドキしました。
「そうかぁ〜。おめでとう!」 と、Yくんもにこにこ。
「で、シェラトンで式をあげるんじゃないの?」 と、つっこむYくん。
ちがうちがう。
きゅきゅとだりおがシェラトンから出てきたのは…
トイレを拝借したから…
あぁ、恥ずかしい…。
懐かしい人に会えたし、ずっと心に引っかかっていたラーメン屋事件も解決し、なかなかいい一日だったかな。
Yくん、ホントにおめでとう♪
************
ガチャさん
リンクありがとうございました。
日記楽しみに読ませていただきますね!
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