ウソの種類

2003年12月5日

また心にさざなみがたっています…


気にしちゃいけない。
だりおを信じなきゃって思うんだけどね…


今日は、だりおの高校時代の友人のリサイタルなの。
彼は、普通に某国立大学に進んで卒業した後、音大に声楽で入りなおしたという人なのね。


1ヶ月前くらいに、彼のご両親から「ぜひいらしてください。」というお手紙がだりお家に届いて、だりおは『前回のリサイタルには行けなかったし、今回こそは行ってくる。』と楽しみにしてたの。
だりおママも「楽しみだわ〜。」って言ってて。
8年ぶりだって言うし、わたしも「楽しんできてね。」って思ってた。


でもね、何かを隠してる感じがするの。
部活の仲間だったんだから、わたしが知っているだりおのお友達もたくさん来るだろうな、って思ってた。
つまり、マネージャーだった元彼女も来るんだろうなって。


「Y君も来るの?」と、だりおの親友の名前を出してリサイタルの2日前に訊いてみたの。
『わかんない。誰にも連絡とってないんだ。』って答えた。


その時、「ウソだ!」ってわかった。
わかった、というか気づいた。
その瞬間だけ、なにかが違った。


「あぁ…元カノがくるんだな…」って、考えたの。
何も言えなかった。


だりおはわたしが気づいたなんて、その時はこれっぽっちも思ってなかったと思う。
元カノも仲間だって認めてる、って先月言ったばかりだもん。
わたしはだりおに何も言えない。


だりおは、わたしが気にするからって言わなかったのかもしれない…
言われたら言われたで、気にすると思う。
でもね、ウソをつくならもっとうまくウソをついて?
わたしに気づかせてほしくなかった…


これは、わたしを悩ませないためのウソなの?
保身のためのウソなの?
ウソに種類も何もないけれど、「優しさのウソ」だったらいいのに…



今日、本当はだりおは午後休をするつもりだったの。
リサイタルは6時半開演。
定時ダッシュしても間に合わないから。


でもね、ミーティングが入ったり、他にお休みをしている人も多かったので休めそうもなかったの。
『行けないかも…』と知らせてきた時も、すごく荒れてた感じ。


結局、定時ダッシュをして帰りました。
開演には間に合わないけど、走って帰ったみたい。


帰りながら、何度もメールのやりとりをしたの。
「終わった後、飲むんでしょ?飲みすぎ注意ね!へべれけ禁止!」って送ったの。

気づいてるんだよ。気づいてるけど、なんにも言わないんだよ。ってわかってほしくて書いたのかも。


だりおは『心配しないでね。』ってさりげなくメールの中に書いてた。


真っ直ぐ家に帰る気もしなかったので、途中下車をしてデパートでお買い物したの。
大学時代のバイト先の人と、ばったり会ったりして気分がまぎれてよかったかな。


もう寝ようとベッドに入ったのが、23時。
ウトウトとしていたらメールの着信音が。


『ただいま。帰ってきたよ。』の連絡が。
返信したら、電話がかかってきたの。


「へべれけでしょ?」と訊いたら
『ビールをグラス2杯しか飲んでないよー。』と言ってたけど。
「えー?ご機嫌だもん。声が弾んでるもん。」とちょっとからんじゃったきゅきゅ…。
『弾んでる?ホント?ごめんね。』


普通に話して、切りました。


この時間に帰ってきたということは、飲んでも1時間半〜2時間だったんだな、なんて逆算をしてしまいました。
やだな…
こんなこと考えたくなかったな。


だりおもきゅきゅに気を使って、早めに帰ってきてくれたのかな…
いつもだったら、もっと遅くまで飲んでそうだもん。


ウソをついただりおがキライ。
疑ってばかりの自分がキライ。


今のわたしはくすんでいると思うよ…。



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